amisuke essay

28歳のふつうの女の子が綴る日常、ヨガ、たび。

そういえば小さい頃の好きな動物はペンギンだった

そういえば、

私が小さい頃から一番好きな動物は、ペンギンだった。

大人になってから忘れてしまっていたけど。

 

水族館の青さは好きだから、

水族館ってデートスポットには最適だと思うんですが、

お魚とかクラゲとか深海魚とかみても

あんまり楽しさを覚えないのです、昔から。

でも、でも!

ペンギンがいるから、何度でも行きたくなるそんな場所。

特に興奮したのが、北九州の水族館 海響館。ペンギンがいっぱいいることで有名。

珍しくお外のプールで泳いでるペンギンたちには釘付けになった記憶があります。

 

小さい時に、何度もお父さんに連れって行ってもらった、福岡市動物園

気づけばいつも

ホッキョクシロクマの横にいるペンギンたちばかりをずっと見ていました。

人気だったこのホッキョクグマさんは数年前に亡くなってしまったようで、

今頃ペンギンたちも寂しがってるだろうな・・・

 

ペンギンの魅力は、

陸に上がっている時は、あんなに可愛い歩き方をするのに、

水に入った瞬間 別人のようにかっこよく泳ぐ姿。

 

翼があるのに、飛ばずにいるなんて

とっても不思議で、 でもとっても可愛い。

彼らが考えていることはわからないのだけど、

なんだかとっても自由で、快適そうに見えて

だからずっと好きな動物は、ゾウさんでもライオンさんでもなく、ペンギンだったんです。

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釘付けになるペンギンたち

いつだか、お父さんと一緒に

NHKワイルドライフっていうドキュメンタリーをみたかすかな記憶があります。

その中で、お母さんペンギンが子供達を守る姿や、生き残りの厳しさの現実をみて、

そんな世界がペンギンの世界なのか。とびっくりした記憶があるけど

それでもその映像の中のペンギンも

動物園のペンギン同様の可愛らしさと不思議さを兼ね備えてて

やっぱり 私は画面を夢中で観てしまってました。

 

そうして、今日、28歳というだいぶ歳をとって、

久しぶりにまたペンギンに釘付けになった瞬間が訪れました。

 

今日の映画


映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告1

 

今日の夜みた映画、 「ペンギン・ハイウェイ

 

知らなかったんですが、この映画の原作の作者は、だいぶ昔に私がはまった小説

夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦さんの小説だったんですね。

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夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

ペンギン・ハイウェイのあらすじはこんな感じ。

主人公は小学生の少年・アオヤマ君。

好奇心旺盛で、頭のとってもいい、自尊心も高い男の子。

大好きな人は、おっぱいの大きな歯科衛生士のお姉さん。

夏休み寸前のある日、ペンギンが郊外で急に出現。

勉強、研究熱心なアオヤマ君は、その謎の解明のために動き出す。

ペンギンたちがどこからきているのか追ううちに、

それがペンギン・ハイウェイということがわかり、

お姉さんがペンギンを出していることに気づく。

お姉さんとペンギンの謎、そして同じクラスメイト、ハマモトさん

きっかけに出会った”海”の存在。

一夏のお姉さんとペンギンと海を巡るアオヤマくんの不思議な冒険物語。

 

この映画 アニメとは思えないくらい映像が綺麗だし、

どんどん新しい謎が出てきて、とってもワクワクする!好奇心を掻き立てられます。

アオヤマくんのキャラはナイスすぎるし、お姉さんは素敵!!

美人さんだし、巨乳さんだし、

声が癒されるなーと思ったら、なんとやっぱり、蒼井優様じゃないですか!

キャスティング♡ ありがとうございます。

 

 

そうして、最大の魅力がペンギンの可愛さ!!!!!!

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ペンギンの可愛さにやられる

 ペンギンって絵にすると

実にシンプルな輪郭と色使いに関わらず、

その独特な動きで一瞬で目を奪われる。

そして、この映画、しっかりペンギンさんたちを集団行動させてくれているので、

思う存分その可愛さを観ることができます、最高です。

この映画を作った人は、

ペンギンの魅力を最大限に分かってくださっているようです、

私と同じ感性の持ち主かな(笑)

 

映画を観て、思い出したのは、

その自由な発想と好奇心を持つことの素晴らしさ。

 

さいころ、大人になったら出来ることいっぱい増える!いいなああああ!!!

って信じていたけど、

大人になった今、もちろん出来ることいっぱいになったはずなのに、

さいころたくさん想像していたやりたいことや、自由な発想、

そこから生まれた好奇心や冒険心は

すっぽりどっかの穴に落としてきちゃったみたいに

忘れ去ってしまってたな。。。と思いました。

 

人間って欲しいものを手に入れる為に生きていたら、

最初の目的や小さなワクワク心って忘れちゃうものなのかな〜

 

それだったら、手に入らないときに色々あれこれ考えている妄想段階の方が

数倍楽しいのかもしれない(笑)

 

いつの間にか考えるより先に行動し続けることが正義だと思い込んでしまっていた

そんな自分にも気づけました。

もちろん、行動しなきゃ 何にも始まらない っていうのは正しいのだけど、

 

いっぱい何かを考えて、自分の内側で膨らませたり、

温めたりした妄想や想像たちは

きっと絶対 私の人生をより豊かにする大切なものでもあるんだな、

って

小学生の少年 アオヤマ君を観て思ったのでした。

 

ヨガの考え方で、

目の前に現れるもの、ひと、こと すべてをグル(師匠・先生)と思いなさい

 

とあるけれど、

今日の私のグルは、小学生の少年だったのでした。

ありがとうございます、アオヤマくん。

ありがとうございます、癒しのペンギンさんたち。

 

おやすみなさい。