amisuke essay

28歳のふつうの女の子が綴る日常、ヨガ、たび。

モノとの付き合い方

今日の映画


『365日のシンプルライフ』映画オリジナル予告編

 

最近のSTAYHOMEの夜は、

ひろくんと映画鑑賞にハマっています。

一日一本。そこから得た気づきについて、

お風呂の中でゆっくり考えて、そうして夜寝る前に10分間の瞑想をして、

今日の幕を閉じます。

今日の映画はいっぱい考えさせられました。

みなさんにシェアさせてください。

 

今日の映画がこれ。

365日のシンプルライフ

 

モノとの付き合い方を考えさせられる映画でした。

あらすじはこんな感じ。

 

ヘルシンキにすむ26歳の男性が、

ある時モノに溢れた部屋での生活が不幸なのに気づきます。

「なぜ不幸なのか考える場所が必要だ」

と思い、ある実験をするドキュメンタリー映画

その実験が4つの自分で決めたルールを実行すること。

1 自分の持ち物を全て倉庫に預ける

2 1日に1個だけ倉庫から持ってくる

3 1年間、続ける

4 1年間、何も買わない

最初は裸の状態から始まります。ヘルシンキの寒さに耐えるため、毛布一枚。

そこから毎日何を倉庫から持ち出すのか考えて

1個だけ選ぶ。

そこから徐々に自分の幸せのために必要なのはモノじゃないと気づいたり、

不便さはあれば意外となくていいものに気づいたり、、、

最後のシーンで彼はこう言います。

生きていく為に必要なモノはせいぜい100個くらいだ。

それ以上の段階は、自分の生活を楽しむ為のモノだ。

 

私も実家に住んでいる時は、

モノに溢れた生活をしていました。20年以上も同じ場所に住んでいると、

モノって知らない間に溜まりますよね。

結婚前に、ひろくんと住むと決めてから、

自分の今までの人生で集めてきたものと一つずつ向き合いました。

持っている洋服を1枚1枚みて、所有するのか、捨てるのか決断する。

今までの思い出の品も所有するか、捨てるか決める。

膨大な時間がかかりましたが、

自分の現在必要なモノが見えてきた

そんな大事な時間だったんだなとこの映画をみて思いました。

 

生活必需品は誰が決めたのか

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白いお家の一画

この映画の中でも

冷蔵庫がいるのか?

主人公と周りの人(母親や友達)で意見の食い違いが起きるシーンが出てきます。

日本の3種の神器と昔言われた、冷蔵庫、洗濯機、テレビ。

この3つはいわゆる持っていて当たり前という考えが定着していますよね。

ないなんて考えられない!!!

という人が大多数かと思います。

この映画の主人公は冷蔵庫の代わりに、寒いヘルシンキの気候を利用して、

窓の外に食料を置いて冷やしていました(笑)

ないなら、ないなりに色々アイディアが浮かぶものですね。

 

ひろくんと二人で住む時に、

話し合って捨てたモノがあります。

 

 

『テレビ』です。

 

ひろくんと住み始めて、テレビがうちにはありません。

理由は、2つ。

一つは、テレビは必要のない情報も流して見てしまう事。

欲しい情報は自分で調べて取りに行けばいい(本やネットもありますしね。)という考え方です。

 

二つ目に、テレビがあると熱中して無言になりがちなので、

二人の会話が減ってしまいます。

会話を大事にしたい私たちには必要ないかな。という考え方です。

 

実は、私はバリバリのテレビっ子でした。

月曜から金曜日まで見るドラマや番組がぎっしりの女の子でした。

 

そんな私には、テレビのない生活なんて想像つかなかったのですが、

やって見ると以外と有意義な時間が過ごせると気づきました。

いたって何にも困りません。

一度サッカーのワールドカップが見れないことを嘆いた時期もあったのですが、

調べたらネットで生中継していることに気づき、パソコンで見れました(笑)

 

友達や同僚のドラマの会話について行けないのではないか。という不安もあったのですが、

テレビを捨てた理由を話すと

意外とみんな受け入れてくれるものですね。

もちろん、AbemaTVやAmazon Primeをネットで見るので、

ドラマも全然見れます。

自分が必要と感じれば、

いつでも必要な情報が手に入る時代であり、

その考えさえも柔軟に受け入れてもらえる時代になったなと思いました。

 

モノとどう付き合うのか。

それは、自分の人生をどう生きたいのか。

でもあると思います。

 

自分の好きなもの、惹かれるもの、大事なもの

心に問いながら丁寧に選ぶことができたら、

充実感のある生活になるのかな。

と考えたそんな今日でした。

 

おやすみなさい。