amisuke essay

28歳のふつうの女の子が綴る日常、ヨガ、たび。

HOMEがあるということ

ハーブの使い手に憧れて

休業中の4月前半、

じっとするのがとっても難しい私は、

放置していた白いお家の雑草まみれの庭の草刈りをして、

家庭菜園を始めました。

 

トマト、なす、オクラなどなど

好きなものを買って植えてみた子たちが現在すくすく成長中。

なんだか、朝 庭を見るのがとっても楽しみな最近です。

 

野菜よりたくさん植えたのがハーブです。

イタリアンパセリ、バジル、ローズマリーパクチー、パセリ。

あとは、カモミールとミント。

 

高校生の頃に読んだ「西の魔女が死んだ

という大好きな小説。

その本の主人公のおばあちゃんの生活が憧れで。。。

森の奥に住んでいるおばあちゃんは、

お庭にたくさんのハーブを植えて、そのハーブをつみながら暮らしている。

 その光景を想像しながら読むと、ワクワクと憧れが止まりませんでした。

 

あともう一人、似たような存在で憧れているのが、

ジブリの「魔女の宅急便」に出てくるキキのお母さん。

ハーブを家の中にいっぱい置いて、

近所の人たちに合わせてブレンドしてハーブティーを売っている場面。

あの光景も小さい頃から妙に気になって、憧れでした。

 

それをふと思い出して、

ハーブをいっぱい植えて見たんですが、

ハーブって本当に食卓を豊かにしてくれます。

そして、なんだか、埋まっているハーブが元気なだけで癒されます。

雨の後の綺麗な緑の姿や、朝の光を浴びている姿も、

そして、自分が育てたハーブがお料理の一部にいる姿も!!!

育てるの簡単なのでおすすめです。

 

今日の朝ごはんにもいただきましたよ!

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ブルスケッタwithイタリアンバジル

ミニトマト

菜園のトマトの実がなったらここに加わるのかあ〜

と思うと、収穫時期まで待ち遠しい限りです。

 

きっといろんな食料を自分で育てることが出来て、

それを食す ということが出来たら、

感謝の気持ちもより一層芽生えるだろうし、

愛着も湧きながら食事を楽しめるだろうなー。

と思いながら今日を過ごしていました。

食費も浮くだろうなあああああああ、いいことづくしです。

 

今日の映画


このダンディーなおじさん、家を持っていません!映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』予告編

 

今日の夜見た映画。

これもまた考えさせられた映画でした。

 

あらすじは、

ニューヨークに住む52歳のダンディーなおじさんの物語。

若い頃ははモデルや俳優をして、今はストリート女性モデルのカメラマン。

身なりも整っていて、顔もイケメン。

毎日ジムに通っていて、体つきも素晴らしい。

そんな彼の誰も知らない秘密が、ホームレスということ。

家を持たず、友達のアパートの屋上で身をひそめながら寝泊まりをしている。

ちなみにその友達も彼がそこに寝泊まりしていることは知らない。

ニューヨークという普通お金がかかる街で、

家賃を浮かせて、最低限の生活費で生きている姿。

でもただ熱中していろんなモデルの写真を撮り続ける、

「大抵はHAPPY。大抵はね・・・」

と言う彼のありのままの日々を記録したドキュメンタリー。

家を持たない。ってすごいお金の浮かせ方だな!

ってびっくりしつつ、

HOMELESSのイメージを覆された映画でした。

 

このおじさま、イケメンだし、家があるそこらへんの家にこもる人(休業中の私みたいな)よりしっかり整えている。

毎日6:30に起きて、公園のトイレでしっかり顔洗って、髭剃って、

おしゃれな服をきて、夕方には、ジムに行って鍛えて、、、

観ればわかるんですが、52歳にしては全然休んでないパワフルな生活スタイル!

 

でも、なんだか終始寂しい表情。

幸せじゃなさそうな、そんな感じが印象的でした。

でも 家がない ってことが主に影響しているわけじゃないんだろうな。

って思いました。

彼だけじゃなくて、普通に生活している人だってどこかいつも寂しくて

幸せの実感がない人だっていっぱいいるだろうし。

 

私も、人生何がしたいだろうううううううう

とか、なんだか満ち足りていないような感覚に陥ることもたくさんあるし、

だけど、

小さな幸せ としっかりと自分で感じとる余裕があれば

それでいいのかな。と思います。

とてもリアルな人間が描かれた映画でした。

 

家庭菜園で家があることの幸せを感じつつ、

家がない人の人生を垣間見て、

そう言う生き方もあるのか。

と頭の中が忙しい土曜日でした。

 

おやすみなさい。